Running and Thinking 松本唯人ブログ

12歳から一人旅を始め、日本全国・海外20数カ国を旅した松本唯人(23)のブログ。台湾自転車旅やイスラエル、キューバ旅など、旅先での情報や日本人留学生のインタビュー記事を不定期で更新しています。近況はinstagram(@yuito.mtmt)で更新中。普段は株式会社TABI LABOでライターとして働いています。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

大学時代#8「僕のお客様対応について」

大学1年生の秋学期が始まった頃(10月頃)、何かしなくちゃいけないと思いました。約2か月間のアメリカ滞在を通して、経験のみから物事を考える自分の価値観について、限界を感じたからです(詳しくは「アメリカ編」の記事をお読みください)。 たぶん、自分…

大学時代#7「自動車学校での異文化交流」

やんちゃな同世代たちと親密な関係になった時期がありました。高校を卒業し、上京するまでの時期に、約20日間の自動車免許合宿に参加しました。自動車学校は宮崎県の中でもより人口の少ない地域にあり、九州内でも特に安い価格で免許合宿を提供している学…

柔軟な考え方

知らない他者に声をかけ、瞬時に仲良くなる能力にたけた友達がいます。世間では、フランクなコミュニケーション能力をひとつの分野に集中的に注ぎ込み、多くの異性と仲良くなる彼のような人を、「ナンパ師」もしくは「ネオン街では話しかけられたくないタイ…

ドコモ・バイクシェア

都会の人はよく歩く。東京で一人暮らしを始めて4年目になるけれど、宮崎県に住んでいた頃より日々歩く距離が何倍も多くなった気がする(引き換えに、自転車に乗る機会は格段と減った)。 主な移動手段が電車だからであることも、理由のひとつだと思う。自宅…

読書妄想文

都合の悪いことは忘れた頃にやってきます。国語の先生の「魔のささやき」も、忘れた頃にやってきた覚えがあります。 小学生になってから、高校を卒業するまで、年に2回は国語の先生の一言に杞憂する瞬間がありました。「読書感想文やってきてください」。長…

大学時代#6アメリカ編「サンフランシスコの格差問題」

海外旅行をする上で「ビザの取得」ほど、避けて通りたい作業はないと思います。2014年の夏に、アメリカへ短期留学する時も、たくさんの根気を費やしました(「確定申告」よりも負けない気持ちと折れない勇気が必要でした)。 僕の場合、アメリカへ行くことを…

大学時代#5アメリカ編「踊るプロテスタント」

突然ですが、僕は「10万円の男」です。 有料動画サイトNETFLIX(ネットフリックス)に「100万円の女たち」というオリジナルドラマがあります。売れない小説家の主人公のもとへ、誰が送ったのか分からない招待状を持った5人の女たちがやってきて同居し、生活…

大学時代 #4アメリカ編「語学学校」

語学学校の選択基準は様々だが、僕の友達の多くは「日本人の少ない学校」を選択基準として選んでいる気がする。僕の場合も、その基準で語学学校を探していた。せっかく外国語を学びに行くのだから、母国語を使わない環境に身を投じるのは、ごく当たり前の考…

大学時代#3アメリカ編「ゲーテッドコミュニティ」

中学卒業までに8ヶ国を旅しました。ドイツ、フランス、スペイン、デンマーク…と、その多くがヨーロッパの国々でした。 それだけが理由ではありませんが、昔から「西洋文化」というとアメリカ文化よりもヨーロッパ文化がパッと思い浮かびました。それに、とて…

違和感を大切に

コンビニ店員の接客態度の悪さに驚いた。ふと名札に目を向けると、そこには東南アジア系の名前が見えた。「外国人の店員さんか。それなら(接客が丁寧でなくても)仕方ないな」と思い、お店の接客指導にクレームをつけることもなく(これまでクレームなんて…

大学時代#2「社会学とのふれあい」

時はゴールデンウイーク。どこへ行っても人だらけ。今日も、とあるビルの定員オーバーを知らせるブザーが鳴りそうなギュウギュウのエレベーターに乗った。全ての会話内容が筒抜けの超個室空間で、大声で話しかけてくる連れもいないので、快適な上階への旅が…

大学時代 #1「五月病」

今年も、五月病の季節がやってきました。僕は、5月が始まるこの時期がとても好きです。青空がまぶしくて、砂浜に腰を下ろして海を眺めていると、とても幸せな気分になれます(地元・宮崎には真っ青な空と太平洋が広がっています)。 一方で、新学期や新生活…

中高時代2

昔、とても怯えていたことがあります。それは、中学時代に部活を休む事です(野球部でした)。今では、とても不思議に思いますが、当時は1日でも部活を休むことに対して恐れのようなものを抱いていた記憶があります。 顧問の先生はとても理解のある方で、仮…

人のギャップ

男の子は女の子のギャップに弱い。たまたま目にした、女子中高生向けの女性誌に、そんな風に書かれていた(なぜ僕は、女子中高生向けの雑誌をたまたま目にしたのだろう)。おそらく、それは「ギャップ萌え」といわれる現象だと思う。普段、学校では活発な女…