【イスラエル旅】旅行前に知っておきたい、イスラエルの「観光ビザ」。申請は必要なし!(中東中米旅#8)
意外と行きやすい国なんです、イスラエル。
海外へ旅行に行くとき、事前準備で一番面倒なもののひとつが「観光ビザ」の申請です。これはパスポートの他に、その国へ滞在するための証明書のようなもの。EUや中国などの国は、ビザが無くても滞在可能ですが(一定の日数を超える場合は必要)、国によっては事前の申請が必要となります。アメリカ、インド、キューバなど、これまで数か国の観光ビザの申請を体験しましたが、毎回この準備をはじめると、「行くのやめようかな」と思うくらい億劫な気持ちになってしまいます(アメリカが一番面倒で、キューバが一番スムースでした)。
今回も、「どうせイスラエルのビザ申請ってややこしいんでしょ?」と思ってGoogle検索をしたところ、結果はこんな感じ。
「日本国籍の方は、90日以内の観光等の目的とした滞在であれば、事前のビザの取得は必要ありません」(イスラエル大使館HPより)
あっぱれ、イスラエル。なんて旅行者に優しい国。ただし、ひとつだけ注意しておきたいことがあるようです。基本的に、観光ビザのスタンプはパスポートの「査証」のページに直接押されます。でもイスラエルのスタンプがあると、シリアやレバノンなどイスラエルと国交のない一部のアラブ諸国には、入国できなくなってしまいます。そのため空港の入国監査では、パスポートにスタンプを押すか、観光ビザを別の紙に印字するか聞かれるので、気をつけておきましょう。また、監査役によっては、はじめから別の紙に印字をする人もいるみたいです。
ちなみに、入国監査をスムースに通り抜けるポイントは、「清潔感」「ほどよい笑顔」「落ち着いた態度」の3点セットです。長時間のフライトの後で疲れているかもしれませんが、顔を冷水で流し、頭髪を整え、乾燥した肌にクリームをぬってから挑みましょう(とはいえ、そんなに緊張しなくても問題なく入国できるはずですよ)。