【台湾自転車旅2017 Day6】500キロメートル/旅の前半まとめ

台湾を訪れ、1週間が経過しました。台北を出発し、東回りで500kmを走りました。第二の都市・高雄に到着してから、休憩と日本人留学生へのインタビューを兼ねて3日間滞在しています。早くも、台湾自転車旅の半分が終了です。これまでの旅を、振り返ってみましょう。
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●台湾のサイクリングロード
(1)道路状況
日本よりも、自転車道路あるいは道路の側道の幅が広く、走りやすかったです。
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台湾を自転車で1周するにあたって、懸念していたのは東側の道路状況でした。台湾には、「環島1号線」という自転車道路があり、サイクリングで1周できるようになっています。とはいえ、人口の多くが住む西側とそうではない東側では、道路状況が異なるのではないかと思っていたのです。
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しかし、それは無駄な心配でした。東側の宜蘭=花蓮間を除くすべての1号線は、自転車道路があり、日本国内よりも十分に走りやすかったです。ちなみに、宜蘭=花蓮間は断崖絶壁でトンネルも多く道幅も狭いため、安全なサイクリングができるとは言い難く、宜蘭の中心部から10kmほど南下した郊外にある蘇澳新駅から電車での移動になります。
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ここでは、サイクリングツーリズムの観点からサイクリストへの配慮がなされていて、蘇澳新駅=花蓮駅間(約80分)の電車は特別な事情がない限り自転車をそのまま持ち込めます。日本のように、どんなに田舎の駅でもわざわざ自転車をバラさなくて良いのは、とても便利です。
 
また、台湾には日系のコンビニ(特に、セブンイレブンファミリーマート)が多く出店されていて、東側も例外ではありません。国をあげてサイクリングツーリズムを推進しているため、「かゆいところに手が届く」といった絶妙な位置にコンビニが配置されています。1度見逃すと数十キロもお店がないといったことは基本的にはないので、いざという時には便利です。
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ただし、宜蘭=花蓮間や台東=車城の寿峠で峠越えをする時は、ふもとにあるコンビニなどで食糧や水分を余分に補充してから上り始めることをおすすめします(旅終了後に、「台湾自転車旅のしおり」として、改めて台湾のサイクリング事情についてまとめます)。
 
●日本人留学生から学んだこと
台北と高雄で、4名の日本人留学生と会い、台湾での生活についてお話を聞きました。それぞれに、台湾へ留学に来た理由があり物語がありましたが、全員に共通していたことは、知らない土地へ足を踏み出す「行動力」だと思います。
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日本の大学に進学するという、既存のレールからはずれ台湾進学を選択する行動力を持った留学生たちの話は、聞いている側の僕も「帰国してから何か新しいことをはじめなきゃ」と思わせてくれるような、熱っぽさがありました。
 
500キロメートルという「尺度」
台北から高雄まで、約500kmでした。途中、電車に乗り120kmをショートカットしたとはいえ、「意外と、これくらいの距離か」といったところではないでしょうか。
 
500kmといえば、僕が一人暮らしをしている東京渋谷からだと大阪の辺りまで、地元の宮崎市からだと広島市辺りまでといったところです。このように考えると、九州ほどの大きさと言われている台湾島の大きさを、より現実的に把握することができます。
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そういった距離を、実際に自転車で走ってみることによって、500kmという距離を自分がどれくらいの時間をかけて移動できるのかという「尺度」を得ることができます。そして、この尺度は自分が何か新しい事柄に足を踏み入れようとするときに、距離としての尺度だけでなく、もっと普遍的で大きな枠組みの「ものさし」として、自分を後押ししてくれるのです。
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「旅で何をするか」を考えながら走った、前半が終了しました。台北へ折り返す旅の後半は、「帰国後に何をするか/始めるか」を考えながら、自転車で走っていこうと思います。

10/31日 高雄のユースホステルにて