【台湾一周自転車旅】高校生からのとあるメッセージで決まった、台湾自転車旅のテーマ
明日から始まる「台湾自転車旅」のテーマを考えていた時、高校生からあるメッセージが届きました。
「アメリカの大学は、どんな感じでしょうか?」
送り主は、宮崎県の高校生。以前、学校で開いてもらった僕の授業に参加していた男子高校生でした。彼は、今年の夏に学校の研修でフィリピンへ行ったということもあり、漠然と「海外の大学」への興味を抱き始めた様子です。そして、たまたまSNSで繋がっていた現役大学生(というには、いささか老け顔だけれど)の僕にメッセージを送ってみたようです。
●「ごめん、知らない」
僕のことを思い出して連絡をくれたのは嬉しかったけれど、返信に困ってしまいました。なぜなら、僕は人に語れるほど長期的な留学経験がなく、僕自身も「アメリカの大学って、どんな感じなのだろう」と思っているくらいだからです。
とはいえ、後輩の質問に答えないわけにはいきません。苦し紛れの策として、海外に住む日本人留学生のブログを紹介し、「これを読めば、なんとなく分かるはず…」と返信しました。彼は「わかりました、ありがとうございます」と言っていたけれど、どこか腑に落ちない様子。後輩の素朴な疑問に、ちゃんと返答できなかった自分に落胆していると、ふと思いました。
「この不甲斐なさを、台湾旅のテーマにしよう」
●「海外の大学」について発信しよう
今回のテーマは「台湾の大学×日本人学生」です。台湾を自転車で旅しながら、台湾の大学へ通う数名の日本人学生にインタビューを行い、このブログで記事化する予定です。
「海外で学ぶこと」が身近になっている現在、アメリカやイギリスなど西欧諸国だけでなく、アジア地域の「大学」に関心を持っている人もいるはず。後輩の質問には答えられなかったものの、今の自分にできることは台湾の大学について発信することなのではないでしょうか。そんな経緯から、今回のテーマが決まりました。
僕自身も、日本の高校を卒業後、国内ではなく海外(それも、台湾)の大学へ進学した同世代たちが、なぜその選択をしたのかにも興味があります。また、去年の5月に中国・上海と南京の大学を訪問した際、日本の大学に通う僕たちとは異なるライフスタイルで生活している現地の学生たちの話が、とても面白く興味深かったのを覚えています。
まずは、この2週間で旅についてだけでなく、台湾の大学についても発信していきます。そして、これを機に帰国後も「海外の大学」についての情報を発信できれば良いなと思います。それについては、後日考えていくことにしましょう。
では、台湾自転車旅のスタートです。