Running and Thinking 松本唯人ブログ

12歳から一人旅を始め、日本全国・海外20数カ国を旅した松本唯人(23)のブログ。台湾自転車旅やイスラエル、キューバ旅など、旅先での情報や日本人留学生のインタビュー記事を不定期で更新しています。近況はinstagram(@yuito.mtmt)で更新中。普段は株式会社TABI LABOでライターとして働いています。

【中東・中米旅2018】キューバ/旅行者向け編 『ホセマルティ空港からの移動手段』

【中東・中米旅2018】キューバ/旅行者向け編『ホセマルティ空港からの移動手段』 旅先で初日に頭を悩ませるのが、空港からの移動手段。宿泊先まで行くのに一番便利なのはタクシーだけど、相場がわからずにボラれるのだけは避けたいですよね。キューバは、こ…

【中東・中米旅2018】キューバ/旅行者向け編 『インターネット環境』

キューバでも、インターネットは使うことができます。でも、いつもとは使い勝手が違います。 まず、インターネットの利用は全て「有料」です。公園や広場などのWi-Fiスポットに設置されている「ETECSA」という売店で、1時間有効のユーザー番号とパスワードが…

【中東・中米旅2018】キューバ/旅行者向け編 『通貨』

キューバでは「キャッシュ(現金)」がないと、旅行ができません。200円でおなかいっぱい食べることのできる食堂や、約2円で両手からはみでる大きさのコッペパンを買うことのできるパン屋などのローカルな場所だけでなく、比較的に単価の高い宿やお土産ショッ…

【中東・中米旅2018】イスラエル編6『ヘブライ大学』

数日前にエルサレム旧市街を案内してくれた、ヘブライ大学に通う光永(ミツナガ)さんの案内のもと、新市街からバスで10分ほどの高台にあるヘブライ大学のキャンパスを訪れた。セキュリティチェックを通ってキャンパス内へ入ると、玄関に大きな絵が飾られて…

【中東・中米旅2018】イスラエル編5『パレスチナ自治区ベツレヘム#2』

女子学生たちの会話は、止まらない。おしゃべりのふしぶしで、ヒソヒソ話がはじまったり、スマホを手に取り“自撮り”に夢中になっている。かれこれ1時間、放課後のガールズトークはノンストップで続けられている。 日本やイスラエル、そしてパレスチナ自治区…

【中東・中米旅2018】イスラエル/旅行者向け編『イスラエルの観光ビザ』

意外と行きやすい国なんです、イスラエル。海外へ旅行に行くとき、事前準備で一番面倒なもののひとつが「観光ビザ」の申請です。これはパスポートの他に、その国へ滞在するための証明書のようなもの。EUや中国などの国は、ビザが無くても滞在可能ですが(一…

【中東・中米旅2018】イスラエル編4 『パレスチナ自治区ベツレヘム#1』

毎年、宮城県女川町で詩人・高村光太郎の朗読会が開催されている。去年の夏、就職活動に行き詰っていたぼくは「詩でも朗読してみよう」と思って東北へ足を運んだ。朗読する詩を決める必要があったので、新宿の紀伊国屋書店で高村光太郎を探していた。結局、…

【中東・中米旅2018】イスラエル/旅行者向け編『ぼくが泊っているドミトリーホステル』

イスラエルの宿泊は、ぜんぶ「Abraham HOSTELS」のドミトリールーム(10名)を利用しています。ここは、「宿代は低く抑えて旅行したい」という人におすすめ。1泊3000円前後(シーズンによって異なる)と、イスラエルの物価としては安めの価格。ホテル予約サ…

【中東・中米旅2018】イスラエル/旅行者向け編『インターネット環境』

イスラエルでは、大学やカフェ、ホステルなど様々な施設でフリーWi-Fiを利用しています。もし、インターネットの利用頻度が定期的な連絡のチェック程度であれば、ポケットWi-Fiなどを借りなくても十分なネット環境だと思います。ただ、どうしても常にネット…

【中東・中米旅2018】イスラエル編3 『エルサレム』

バスの中で目を覚ますと、あえて“着くずした”かのような街並みが広がっていた。それは大都市の建物群のように、洗練されて常に新しい状態を保っているものではなかった。だけど、その朽ち果てそうな風体こそが、ぼくに街の歴史と魅力を感じさせていた。ぼく…

【中東・中米旅2018】イスラエル/旅行者向け編 『ユダヤ教の民族衣装「キッパ」』

エルサレムの旧市街を観光していると、いくつかの施設で「小さな帽子」を頭部にのせなければいけない場面がありました。これは「キッパ」とよばれる、ユダヤ教の民族衣装です。「嘆きの壁」をはじめとするユダヤ教の施設(神聖な場所)では、異教徒(旅行者)で…

【中東・中米旅2018】イスラエル編2『東地中海』

旅先では、できるだけ疲れたくない。ぼくは、このたいへんワガママな希望をもって、いつも旅に出かけている。今のところその希望を叶える方法は、旅先でも「いつもどおり過ごす」ということだと思っている。イスラエル2日目の朝も、いつものようにランニング…

【中東・中米旅2018】イスラエル編1 『入国』

アジア人が、めずらしいのだろうか。テルアビブに到着し、ベン・グリオン国際空港の入国審査に並んでいると、ユダヤ教の民族衣装である小さな帽子「キッパ」を頭に乗せた人たちにチラチラと見られた(とくに子どもたちにはジロジロと見られた)。この「見られ…

【中東・中米旅2018】番外編1 『チェ・ゲバラのTシャツと聖書』

物心がついたころには、イスラエルとキューバが「身近」にあった気がする。ぼくは、中学1年生のころにはじめて聖書を手にした。それはとても外発的な理由で、たんにカトリック系の私立中学校に入学したからである。結局、その聖書をほとんど開くことなく中高…

【台湾自転車旅2017 DAY11 特別編】 「台湾に進学した、女の子がいるよ」。母の紹介で会ってみたら、「ふつう」の20歳だった/日本人留学生インタビュー×台北・銘傳大学

「すみません~、遅れました~」 夜市がにぎわい始めた台北の繁華街で、女子大生を待っていた。彼女とは、初対面。「高校卒業後、台湾へ進学」。このフレーズが、僕の中での留学生像を形作っていた。どんなアグレッシブでストイックな子が来るのだろうと身を…

【台湾自転車旅2017 Day10 特別編】沖縄から、台湾へ。「日本ではできない経験」を求めて、台湾留学を始めた女子学生/日本人留学生インタビュー×国立嘉義大学

「友達を、紹介します」 宮崎出身という共通点からつながり、台湾自転車旅の初日に台北で初めて会った留学生の佐々木さんから連絡があった。台湾を一周する自転車旅が終わった翌日、佐々木さん1人にインタビューする予定だったのだけれど、急きょ1人増えて日…

【台湾自転車旅2017 Day9】最後の、180キロメートル

台北の街は、大粒の雨さえも夜景のアクセントとして取り込み、大きくきらめいていた。自転車で一周した台湾島全土を束ねる最大の都市に、僕はもどってきた。●小雨の台中台湾一周「環島(ファンダオ)」の最終日は、小雨だった。これまで天候に恵まれて、快晴…

【台湾自転車旅2017 Day8】「Are you Japanese?」。声をかけられたのは、「地元」へ足をのばしたからだった

横目に通り過ぎた商店が、気になった。わざわざ止まるのは面倒に思ったけれど、「地元へ、もっと足をのばそう」と誓ったからには、気になったお店に行こうと思った。ほどよい下り坂で加速していたスピードを緩め、通り過ぎたお店へ引き返した。 *嘉義のホス…

【台湾自転車旅2017 Day7】便利さが、僕を「甘く」させる

台湾人の朝は、はやい。 3日間滞在した高雄のホステルを、午前5時に出発し「嘉義」へ走り始めた。辺りは暗く、街も静か。だけど、朝食屋さんはすでに開店しお客を待ち構えている。早朝の出発で、ホステルの朝食が食べられなくてもエネルギーを摂れるから、…

【台湾自転車旅2017 Day6】500キロメートル/旅の前半まとめ

台湾を訪れ、1週間が経過しました。台北を出発し、東回りで500kmを走りました。第二の都市・高雄に到着してから、休憩と日本人留学生へのインタビューを兼ねて3日間滞在しています。早くも、台湾自転車旅の半分が終了です。これまでの旅を、振り返ってみまし…

【台湾自転車旅2017 Day5 特別編】「自分を変えたい」。宮崎の男子高校生は、その思いで台湾へ渡った/日本人留学生インタビュー×高雄・義守大学

LINE電話の受信音に、叩き起こされた。現地時刻は、午前3時。アメリカのカリフォルニアに滞在していた3年前の夏休み、大学1年生の夏を地元で過ごしていた中学時代からの親友が、久しぶりに会った同級生たちの近況を連絡してきた。その中で、ずっと気になって…

【台湾自転車旅2017 Day4】朝早くに連れ出された理由は、台湾人サイクリストの「やさしさ」だった

朝起きると、相部屋だった台湾人のサイクリストに言われた。 「おはよう。僕のBOSSが待っている」 台湾島西側の街「車城」でも、知らない人と相部屋のホステルに宿泊した。今日は、この街から台湾第二の都市「高雄」まで走る予定だった。早朝5時に起床し、出…

【台湾自転車旅2017 Day3】海岸沿いで見た、慣れ親しんだ景色

台東の街を抜けると、そこは「日南」だった。(台東以南の「太麻里郷」からの景色)台湾島の、東側から西側へと向かう。早朝6時にホステルを出発し、峠のふもとに向かって海岸沿いを走る。台湾へやってきて4日目、ようやくここが「沖縄より南の島」であること…

【台湾自転車旅2017 Day2】台湾の自然を走り抜けて感じた、父の思い

「まだ、起きたくない」自転車旅では「自分との闘い」に勝っているはずなのに、睡眠欲求を主張する自我には勝てない。今日は、そんな朝を迎えた。予定よりも2時間遅れの7時過ぎに、花蓮のホステルを出発し、台東を目指した。 台湾島東側の中部を縦断するこの…

【台湾自転車旅2017 Day1】峠の先に、僕の「醍醐味」あり

台湾自転車旅2017が始まる。初日は、「台北=宜蘭=花蓮」だ。 台湾島を1周するにあたって、2回だけ山道を走行し峠を越えなければいけない。その2回のうちの1回は、台北=宜蘭間にある。公式のサイクリングガイドなどでは、台北からスタートし「西回り」で1…

【台湾自転車旅2017 Day0】旅の始まり

1年半ぶりに、海外での自転車旅が始まる。前回は、2016年5月に父と走行した中国・上海~南京350kmの旅。そして、今回の旅先は台湾。欧州へ行くときの乗り換え地としては何度か立ち寄ったことはあるけれど、正式に入国するのは初めての場所だ。「自転車で旅し…

高校生からのとあるメッセージで決まった、台湾自転車旅のテーマ

明日から始まる「台湾自転車旅」のテーマを考えていた時、高校生からあるメッセージが届きました。「アメリカの大学は、どんな感じでしょうか?」 サンフランシスコ・ゴールデンゲートブリッジ(2014年9月撮影) 送り主は、宮崎県の高校生。以前、学校で開いて…

台湾行きを決めた日

ANAで5万6千円。 JR東北本線福島行の電車に揺られながら、スマホに映る「決済」ボタンをみつめていました。出発が2か月後の羽田~台湾便の航空券は、時間がたっぷりある大学4年生のバイト代で生活費に支障なく購入できる額でした。「決めた、次は台湾だ」。…

宮城県女川町で『道程』を朗読したお話

初めて詩の朗読会に誘われたのは1年前でした。当時は大学3年生。翌年から始まる就職活動のレールに乗るため、企業のサマーインターンの選考会に奔走していました。 「インターンがあるので…参加できません…」 せっかくのお誘いでしたが、就職活動を「いち早…

白神山地レポート

水しか出ない。「時すでに遅し」を思い知らされた瞬間でした。 2年前の夏。その日は大雨の中、滋賀県甲賀市から神戸市内まで100kmの道のりを自転車で走りました。日に300km以上を走ることもあるので100kmなんて朝飯ならぬ昼飯前。お昼前には神戸市内にある中…